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ケンタク兄のブログ

かわりないですか 6

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かわりないですか 6

 

    長崎のクルーズ船集団感染に思う

 

 コロナウイルスの脅威が止まりません。日々更新される情報から素人目にも、安心できる
 日がくるのは、まだまだ先だとわかります。東京や大阪など人の多い都市は、たいへん、た
 いへん。岡山でも一人またひとりと、少しづつではありますが‥。

 それに最近、長崎でクルーズ船の集団感染のことが大きく報道されています。その造船所
 というのは、健卓兄が通った中学校と隣り合わせの場所にあるのです。学校のグラウンドと
 造船所は金網のフェンスで仕切られていました。野球のボールがフェンスを越えたときには、
 守衛さんに頭を下げて拾いに行ったものです。当時、この造船所では、世界中の大型タンカ
 ーを建造していて、毎月のように進水式がありました。はなしのわかる先生がいて授業そっ
 ちのけで、クラス全員で進水式の見学に行ったものです。運がよければ、見学者にふるまわ
 れる紅白の餅をもらったりすることもありました。おれも大人になったら、こんな船を造る
 造船技師になりたいと夢見ていました。

 そうそう、この会社には、三菱技術学校というのがあって、中学を卒業後3年間、給料を
 もらいながら技術を学ぶ、という制度がありました。なかなかの狭き門で生徒や親もここに
 入ることを大きな目標としていました。

     実を言うと,うちの親も、そのコースを望んでいたようで、高校進学の相談会のとき、担任
  の先生にそのことを言ったら、大反対されて結果、わたしは普通高校に行くことになったの
    です。人生には、将来への分かれ目や転機というものがありますが、これもそのひとつだっ
    たのでしょう。技術学校⇒造船技師⇒定年・老後と典型的な終身雇用のレールとはおよそ、
 かけ離れた人生行路を行くことになるのです。それは、たとえて言えば、紆余曲折、波乱万
 丈、七転び八起き、事実は小説より奇なりというような道でした。そのあたりのことは次の
 機会にゆずることにしましょう。ただ、よかったなあ、と思うことのひとつが高校で卓球を
 やったことです。おかげで、みなさんとの出会いがあるわけですから、終わりよければすべ
 てよしとしておきましょう。

     おやおや、とりとめもないことを書いてしまいました。今日、届いた、長崎県人会の会報
    に目を通しながら、生まれ故郷の原風景の一コマを思い浮かべて、追憶の世界をさまよって
    いるところです。

                4月26日      多

               

拍手[8回]

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コメント

1. 無題

九州男児だったのですか。知らなかったです。いつか、その後の、紆余曲折・波瀾万丈人生日記が綴られることを気長に待つことにします\(^-^)/

2. 無題

確かに、自分も中学の時に卓球してなかったら、今の健康卓球交流会との出逢いはなかったかもしれないと思うと、ホントに良い選択だったなぁ、と思います

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Takaomi Taira
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